建築業とシステム開発業の似てないところ

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テスト用サーバーがメンテナンス中になってしまって、予定していた作業ができずにどうしようかなと思っていたら、3月はブログを書いてないことを思い出しましたのでササッと更新。苦笑

しかし早いもので、いつの間にか4月です。

3月は例年忙しいのですが、今年は消費税対応などがあり、いつになく忙しい月となりました。

で、少しばかり落ち着く4月からは毎年ガーデニングに励んでいた(?)のですが、引っ越してしまったので、そもそも「庭」がありませんので今年は「何をしよう?」って感じです。

(まあ、仕事してますけど。苦笑)

それにしても植物に接する機会が減るってのは寂しいものだなあと思いつつ、いつもの「謎の日焼け」の言い訳をお客様にしなくて良くなったのも少し気が楽かなと。笑

とはいえ狭い仮住まいのあちこちに観葉植物が置いてあり、普通の人から見れば十分、植物に囲まれた生活なんだろうなと。。。

おまけに「飼い犬」もすっかり家犬になってしまったので、なんとなく以前の田舎暮らしの時よりも動植物に囲まれた毎日となっているような気もします。

偉そうに寝る犬

薄目でこっちを見ながら偉そうにソファーで寝る犬

  

というわけで4月はボチボチと「新規ビジネス」などの準備も再開したいなと思っているわけですが、事務所スペースが完成しないとなんだかやる気が出ません。苦笑

で、そのための打合せを少しづつ進めているのですが、打ち合わせを進めていくにつれ、やっぱり建築とソフトウェア開発は似ているなあと思います。

まあ、そもそも「ものづくり」というくくりで見れば、そのプロセスはどこの業種も似ているんでしょうけど。

とはいえ、昔から、建築とシステム開発は似ているとよく引き合いに出されるので、今日はそんな話でも書いてみたいと思います。

が、建築とシステム開発が似ているというのは、よく聞く話ですので、敢えて似てないところを挙げてみました。

ちょっと無理やりっぽい内容になってしまいましたが、以下、ヒマな人はお読みください。

 

*****

 

(1)ソフトウェアは部品がタダ

ソフトウェア開発は、サービス業のくくりです。つまり、システムはモノではないので製造コストはイコール人件費となります。

(ライセンス品を使う場合は、もちろん、費用は掛かりますので、それは例外として。)

建築では、壁にカウンターを付けたい、照明をつけたい、屋根に太陽光発電を載せたい、などなど何か部品を取り付ければ費用が掛かります。

もちろん、システムの世界でも同じなのですが、原価は異なります。

システムの場合は、過去に同じような部品を製造したことがある場合は、複製して再利用することができますので、場合によっては原価がゼロに近いケースもあります。

建築においても部品を自社開発したり、大量生産、大量発注でコストダウンすることは可能ですがモノであるかぎり限界があります。

この、「複製」ができる、というのがシステムの大きな特徴です。

ですので、やりようによっては、ソフトウェア開発は建築よりも利益率が上げやすいということになります。(ん?ホントか?笑)

 

(2)ソフトウェアは見積もりの粒度が粗い

部品の話に関連するのですが、建築の場合は、ビックリするくらい、かーなーり細かいところまで積算金額を出してきます。

積算書を見ると、部品の一つ一つ、造作の一つ一つにも細かく金額が記載されています。

ソフトウェア開発でも様々な見積もり手法があり、大規模開発がメインだったサラリーマン時代はとくにファンクションポイント法をメインに勉強したものですが、それでも建築の積算粒度には及ばないような気がします。

当初はソフトウェア業界もまだまだなのかなと思っていましたが、今では、そもそも建築のような粒度が必要なのかという気もしています。

そこが物理的なモノがあるかないかの差なのかなと。

ちなみに、FPとかで細かく見積もりを出していくとすごい金額になる(苦笑)ので、結局、人月単価、人日単価での計算を念頭においてのFPになります。。。

個人的には、FPと人月ざっくりの両者を合わせた方法がベストな気がしますが、サラリーマン時代のような大規模開発は現在のウチのような弱小零細企業では請けられませんので、やっぱりザックリ人月単価で出すことが多いです。

それに先ほどの「複製」も可能であることも考えると、さらに見積もりが難しくなります。

音楽CDやDVD、ゲームソフトなども複製品ですけど、だいたい相場が決まっているので値付けしやすいのですが、システムの場合は種類によりますが、まず相場的な金額は存在しないので非常に難しいのです。

で、場合によってはボッタクリなんて言われてしまうのですが、まあウチに限っては、いまだかつて一度も言われたことはありません。(苦笑)

 

以上なんだかまとまらない内容ですが、なにより大きな違いというと、建築とソフトウェア開発では(まあ、その歴史の違いなんでしょうけど)、各プロセスにおける洗練度でしょうか。

役割分担であったり、仕事流れの定型化であったり、何もかもがシステマチックで、現在の事務所兼自宅の着工までの流れを横で見ていると本当に感心します。

それにしても、あんまし面白い相違点がなく、「なんだかなぁ・・・」なブログですね。

「似ているなあ」という話の方が、もう少しまとまりのあるブログになったような気がします。

ブログも忙しいからと言って、穴埋め的に適当に書くとこうなるんだな~。(爆)

 

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