決算、その他、ご報告です

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今年も無事、決算を迎えました。
ただただ、お客様に感謝するのみです。

なによりウチは、いわゆる「お得意様」のおかげで成り立っている会社です。
決して新規のお客様を疎か(おろそか)にするという意味ではないですが、結果として開業してからの4年間、営業活動をしたのは最初の個人事業時代の1年だけで、あとの3年は、個人事業時代からのお客様、もしくは、その時のお客様からご紹介して頂いたお客様なのです。

今日まで、こんな辺鄙な田舎で仕事ができたのは、まさに皆様のおかげなのです。
本当にありがとうございました!
感謝しています。

今期も精一杯、皆様のために頑張りますので、どうぞ今後とも宜しくお願い致します。

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さてさて、ウチの場合、株主はいないので、(100%自分の持ち分なので)、決算内容についての説明はしません。
ただ今期は、もしかしたら「大きな変化」があるかもしれませんので、経営や近況などについて少しお話ししたいと思います。

その「変化」については、まだ未決定ですので詳しくはお話しできませんが、お客様との共同プロジェクトの予定です。
今後は、「合併」も視野に入れた、自分にとって大きなプロジェクトになる可能性があります。

ただし、変化が起こったからといっても、対外的に見ればさほど変化はなく、皆様からのご依頼は今まで通り、ありがたく誠意をもってお受けさせて頂く事になると思います。
なにより、まだ未決定要素が多いので、今のところは、「変化」の内容については、ここまでにしたいと思います。

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次に近況ですが、今年は前々から変化の年と思っていましたが、「本当に」変化の年となりました。
まずは、入籍をしまして、生活が自分ひとりだけではなくなりました。

池袋のサテライトオフィスを閉鎖したのは、今回の入籍が理由です。
今まで閉鎖したことを言いそびれておりましたが、私的な理由で申し訳ありません。笑

ちなみに相方はキャリア志向が強く、残念なことに家にいる時間も少ないです。(ITではないですが)
自分も開業当初は拡大(キャリア)志向だったのですが、3年目以降は田舎でマイペースで仕事をするのも悪くないなと思い、少しペースダウンしました。
入籍後も二人で田舎暮らしでのんびりと、、、なんて絵を想像していたのですが、そんなに旨くは行かないようです。苦笑
それに加えて、家族を持ったことに対しての責任と、ウカウカしてると相方に(年収の意味で)将来的に追い越されてしまうかも!という危機感(笑)もあり、かつてのように仕事を拡大志向で進めてみようかと思ったのでした。

参考までにウチの売上規模ですが、今までの実績を平均しますと、まあ、一人の会社なので僅か900~1000万程度です。
今年は春に自己研鑽のための勉強期間を作ったため少し下がります。

余談ですが、、、誤解される方がいるので説明しておきますが、売上1000万=年収1000万円なのかというと、そうではありません。
まあ、一人経営で従業員がいないから、税金を引いた残りがすべて自分の自由にできるお金であることは事実です。
とはいえ、経費の額が普通のサラリーマン以上ですので、さほど贅沢な暮らしができるわけではないのです。苦笑

(話を戻しまして)、一人あたりの売り上げは1000万以上という目標があったので、そういう意味では達成なのかも知れませんが、今後、それを上げていこうと思ったら今のままでは100%無理です。
よっぽど高付加価値の特殊なシステムを作って売ったりでもしないと一人で2000万、3000万と売上を上げることは難しいです。
昨年のリーマンショックも相まって、システム単価の相場も下がっているので短期的にググっと売上アップするには一人では、まず無理なのです。
仮に一人で売上を上げても、その分外注費が増えるので、管理コストも考えると、むしろ今より減る可能性もあります。

ていうか、なにより、カラダがもたないと思うのです!!(笑)

普通に考えれば人を増やして、営業活動も増やすのが最も早道です。
しかし、それをするには、まとまった資金が必要です。
資金を融資で準備するとなると条件も厳しくリスクも高いですが、投資も株主から色々言われるとなると躊躇します。
過去に投資の話も2、3あったのですが決断できなかった理由は、それです。
社長が田舎暮らしなんてとんでもない!すぐに家と土地を売り払いなさい!という株主(社長さん)もいました。
そう簡単にはねえ。。。

となると、仲間との共同経営です。
でも、社長同士が集まっても野心のぶつかり合いで、共同経営はなかなかうまくいきません。
過去に、交流会などで知り合った社長さん達と実際にそういうお話になった事もあったのですが、仮に4人が一つの会社を作れば3人が社長でなくなってしまうし場合によっては収入も下がるわけですから、そうそう簡単に合意できるわけがありません。
もちろん自分も(最低ラインの条件はありますが)、みんながうまくいくなら、それくらいの自己犠牲は払うべきだと思っていましたが、割りに勇気がいることです。
まあ結局、簡単にうまくいかないのが、「人」対「人」、の難しいところですね。。。

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最初にお話ししました、「大きな変化」は、相手方がお客様だということもあり、まとまりそうな雰囲気です。
まだ、どうなるかはわかりませんが、決まりましたら、またご報告したいと思います。

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