ヨドバシカメラの接客

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どうもブログが「ですます調」だったり「である調」だったりで統一感がないです。笑
もともと「堅い人間」なので「である調」が本来の自分なのですが。。。(?)

さて、珍しく月に2回の更新。

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先日、メインの開発マシンの調子が非常に悪く、クラッシュの危機を感じたので、そうなる前にPCを買い換えようと、秋葉原のヨドバシカメラに行きました。
面倒くさいからDELLで買おうかと思ったのですが、他にも見たいものがあったので秋葉原に出向くことにしました。

さて、周辺機器やIT関連の書籍、ソフトウェア等を購入するため、ヨドバシカメラには数年前から度々出向くことが多かったのですが、かなり接客レベルが向上しているなと思いました。

今でこそ減った、かつて自分の苦手なタイプの店員さんといえば、、、

1.知識のない客に対して高飛車
2.そうかと思えば激しく商品知識がない店員
3.そのくせ「お決まりですか?」と寄ってくる(当然質問に答えられない)
4.カカクコムの話をするとキレる
5.キレるだけならまだしも接客放棄してどっか行っちゃう
6.そもそも店員が無愛想・無礼・敬語ができない

などなど。。。

今でこそほとんどなくなりましたが、上記「1」の知識のない人は買うな!的な風潮は秋葉原全体にありました。
(いや、裏通りのPCパーツとか売ってるお店ではまだそうかもしれませんが。。。)
まれに、ヨドバシでもそういう人がいたのです。苦笑

なので自分はPC関連のものを買いに行くときは、その専門家でありながら「超ど素人」になりすまして店員に接します。
そこで、親切に教えてくれる人は「良い人」と認定し、購入する商品が決まれば、販売実績をつけてあげるために、必ずその店員を呼んで購入するようにしてます。
(そういう実績制度なのかどうか知りませんが。笑)

でもそこで、「素人だなあ」と高飛車な態度な店員だったら、「検討します」と言って、その店員から距離を置きます。
とくに説明に手を抜いたり、ウソが入っていたり、適当な解説で買わせようとすれば自分は専門なのですぐわかります。笑
そして、近くの別の店員を呼んで購入することにしてます。

って、なぜそんなことをするのか?

それは、どうせ買うなら「気分良く買いたい」からです。

逆に言えば、商品知識が大してなくても、頼りなくても(笑)、ちょっとくらい説明を間違っても「誠意」とか「親切心」とか「愛想」があれば気分よく買い物ができたりするのです。

消費者の選択の幅が広がってる現代では、どこにいっても同じような商品が買えます。
だとすれば、どうせ買うなら、気分良く、その時間さえも有意義だったと思えたほうがいいに決まってます。

今の時代、お客さんは商品を買うと同時に時間も買っているわけです。

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ちょっと話はそれますが、頑固なラーメン屋に入ってオヤジに怒鳴られるなんて話をよく聞きます。
それって、接客態度としてどうなんでしょうね?

私語をすると味がわからないから黙って味わって食べろというオヤジもいますが、それって余計なお世話ですよね。
いきなり調味料をいれると怒る店主もいますが、(まぁ気持ちはわかりますが)、これも余計なお世話ですよね。笑

たとえば私語をすると怒鳴る理由として、外で待ってるお客さんもいるから、早く食べてくれという意味合いがあるのなら「アリ」かもしれません。
でも、ゆっくりと味わって楽しくお話しながら食べたいと思うのが多くのお客さんなわけで、結局のところ、支払ったお金の対価として、どこまでのサービスが受けられるのかによって変わってくるわけです。

ただ、個人的に思うは、「店を選んで商品を探して迷って最終的に購入する」という一連の行為自体を楽しんでもらう(少なくとも不愉快な思いをさせない)ことをサービスに含めないと今の時代はやっていけないのではないかと思います。

たまに質問をしただけで面倒くさがって失礼な態度を取る店がありますが、論外だと思います。。。
でも他人事でなく、エンジニアとか職人には多いんですよね、そういうタイプ。。。

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そういえば、うちの近所にM病院という田舎の病院があります。
内科とリハビリ科しかない小さい病院なのですが、救急指定もされていて医療施設の少ない田舎では貴重な病院かもしれません。

先日、そのM病院に行ってきたという人の話ですが、保険証の住所変更等があったときに風邪を引いてしまったため全額負担だったそうです。
でも、保険証の更新手続きが完了し後日持参すれば、領収書がなくてもレセプト等の記録から払い戻しをしてくれます。

が、その手続きが面倒くさかったのでしょうか、窓口の医療事務のおばちゃんから「たかが6000円くらい、いいじゃないの。」と、このご時勢ビックリな事を言われたそうなのです。
さらには、手元に領収書がないと伝えたら「領収書をなくしたら払い戻しはできませんよ、そうやってだらしがないから風邪を引くんですよ。」と、医療従事者らしからぬ一言。
なぜ、そこまで言われなければならないのでしょうか、自分もその話を聞いて大いに憤りを覚えました。

当然、領収書は保管してあり、その後、家に帰って領収書を取ってきて払い戻しをしてもらったのですが、かなりひどい話です。
患者といえども、ある意味「お客さま」であり、国(税金7割)と患者(3割)の支払うお金でそこに勤務する人たちの生活は成り立っているわけです。

さらには、そこに勤務する別の医療事務の人や、先生方も「いい迷惑」です。
そういうひどい扱いを受けた人は「もう二度と岬病院なんか行かない!」と言ってるわけですから、今後、少なくとも一人分の医療収入は減るわけです。
たった一人の店員いや事務員のため、ほかの関係者まで、悪い印象が付いてしまうだけでなく、生活にも影響が出かねないのです。

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さて、話は戻って、ヨドバシカメラの店員さんの接客は「100点満点」でした。
PCの購入だけでなく、携帯も新しく買い換えたのですが、そのときも完璧なまでに親切な対応と詳細な説明で大満足でした。

さっきの病院の話ではないですが、ここまで気分の良い対応だと、ヨドバシだけでなく秋葉原の印象も良くなります。
女装した怪しいコスプレの人も数人見かけましたが(笑)、それでも、良い印象だけ残ります。

ただ、携帯とPCの接客も両者とも「KDDI」のベストを着ていたので、もしかしたらヨドバシ・プロパーの店員ではないかも知れませんが。。。苦笑

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