夏季休業のお知らせ
お客様、ご協力いただいておりますエンジニアのみなさま、いつもお世話になっております。
誠に勝手ながら、今年の夏季休業期間は以下の通りとさせていただきます。
2026年8月13日(木) ~ 2026年8月16日 (日)
大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
*** 以下余談 ***
振り返りますと前回の記事(年末年始休業のお知らせ)で話題に出しました「AIサブスク地獄」。
先月、やっといくつかのサブスクをまとめて解約 or プラン縮小できました。
これは、自分的に使い勝手の良いAIツールが徐々に絞れてきたからにほかなりません。
とはいっても絞った分だけ1つのAIに集中するので、そのAIについてはプランを上げる必要があったりして、結局金額的には変わらなかったりするんですけどね。苦笑
それでも、使い切れてないツールが大量に混在するカオスな状態が解消され、メインのツールが定まってきたので、作業に安定感が出て来たかな~という印象です。
と、ここまで書きましたが、実はこれ、プライベートの趣味で使っているAIの話です。
意外な趣味と思われるかもしれませんが、音楽を作ったり、アニメや映画を作ったり、そういった用途で利用しております。
昔であれば専門のクリエイターさんに制作してもらっていたものが、今やそれに近いクオリティのものを自分で作れてしまうわけですから感動モノです。
ちょっとやそっとじゃやめられない趣味になってしまっても不思議ではないですよね。
システム開発の仕事はまた別のAIを利用しているのですが、実はこれも徐々に上記のような、音楽、アニメ、映画を作ったりするときと同じような制作フローに近づいてきております。
どういうことか、わかりやすく説明します。
音楽、画像、動画を作る時、作ってほしいものを具体的にAIに伝えます(いわゆるプロンプトと呼ばれるもの)。
伝え方は、文章だけでなく、画像や音声、動画自体を使って伝えることもできます。
すると、AIにもよりますが、だいたい1分くらい待つと、希望した画像や動画を生成してくれます。
思ったものと内容が異なっている場合は、異なる点を指摘すれば、改善したものを再び1分後に返してくれます。
こうして、希望の成果物ができるまで、このやり取りを何度も繰り返すのです。
実は、システムやアプリケーション開発の分野でも、これと同じような状況になっているのです。
作りたいプログラムを文章や画像でAIに伝えて少し待つと、希望したプログラムのコードを生成してくれるのです。
今まで自分の手で絵を描いてきた人からすれば、AIで書くというのは、他人に書かせているのと同じなわけです。
これと同じことがプログラムにも言えまして、なんだか、仕事してないみたいだなと、そういう気持ちになったりするほどです。苦笑
いちおう念のため、これは「AIに仕事を丸投げしているわけではない」ということはお伝えしておきます。
単に、今まで「実装」が中心だった仕事が、「設計」「レビュー」「品質管理」の比重が大きくなってきたということであります。
つまり、プログラマーの仕事は「書く仕事」から「考える仕事」へ変わりつつあるということですね。
とはいえ、コードを書くという「実装」の部分が、もっとも「仕事してる感」のある工程でしたからね。
仕事してないみたいだなと、そう思う気持ちは同業者ならご理解して頂けるのではないかと。
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それでは、その人間がやらなくなりつつある「実装」の部分。
この工程は、すべてAIに丸投げで大丈夫なのでしょうか?
実はそうではないのです。
画像や動画の話を例にしますと、ここで重要なのは手で描いた絵と同じ絵をAIに描かせるということです。
そこがAIを使うときに最も難しい部分でもあります。
いくらAIに指示をしても、最初から一発で100%希望通りの画像や動画を作ってくれることは稀で、たいてい何度も修正を繰り返すことになります。
自分の場合は趣味ですから、最悪どうにもならない時は、80~90%くらいで妥協したりしますが、プロの映像制作の仕事では妥協できないですよね。
プログラムもまた同じで、手でコードを書いていた時と同じものが作れるかが最も難しい部分です。
いくらAIに指示をしても、最初から一発で100%希望通りのコードを書いてくれることは少なく、何度も修正を繰り返すことになります。(AIの特性や難易度にもよります)
この点は画像や動画の時とほぼ同じです。
さらに、プログラムの場合は、その中身も重要になってきます。
正しく動いているからと言って、それだけでは100%ではないのです。
例えば、品質(保守性や可読性など)ですね。
AIなのだから手作業よりも品質は上がるのではないかと思われるかもしれませんが、それは、AIへの指示次第で逆のことが起こる場合もあります。
良い例があります。
昨年末にプライベートで「とある分析プログラム」を作ったんです。
実は20年前くらいから作りたかったプログラムなのですが、時間がなくて長らく放置していました。
なぜなら、膨大かつ複雑なデータを処理するのがメインの単調なつまらな~いプログラムだったからです。
頭の中で仕様を考えて1時間くらいで「こりゃ駄目だ!どうしてプライベートでこんな苦痛を味わう必要が!?」と途中で嫌気がさして放置していたのです。笑
そこで、あるとき、この未完のプログラムのことをふと思い出しまして、「どうせ趣味だし、AIで適当にちゃちゃっと組んでみようか」と思いたったのが昨年末のことでした。
ただし、コードを読み書きするのに時間を割くのはいやだったので、最初に条件を決めました。
自分でコードはいっさい書かずに、全部AIに書かせて、極力自分の時間は使わずに済ませようと、そういう方針で臨みました。
いわば「ダメでもともと」くらいの実験的な試みだったのですが、なんと、ちゃんと動くものを見事に作り上げてくれたのです!(もちろん、それなりに時間はかかってますよ)
とにもかくにも、20年間手を付けられなかったものが、AIのおかげで形になったのは感動しましたね。
そして、今でもその分析ツールが(趣味の範疇ではありますが)非常に役にたっております。
ただ、ソースコードを見ると、これまた酷くてですね…。苦笑
この点はやっぱり、要件だけ伝えて動けばいいよ的な感じで作らせると、こうなっちゃうんだな~と思いましたね。
ま、趣味なので今回はこれでOKなんですけどね。
つまり、AIは動くコードは作れますが、保守性、可読性、拡張性、性能まで考慮できるかは別問題ということなのです。
このあたりはAIに対して明確に指示を出さなければ、考慮してくれなかったりする場合もあります。
または、考慮してくれても、そのシステムに適したものでなかったりすることもあります。
結局、AIが生成したコードは、人間がレビューして品質を保証する工程が不可欠ということになるのです。
※ AIごとに得意・不得意がありますので、これは今回利用したAIでの経験をもとにした所感です。今後の進化によって、この評価は大きく変わるかもしれません。
<追記>
すでに Google AI や ChatGPT の有料プランをご利用のAIにお詳しい社長様であれば、簡単なプログラムであれば、今すぐ作れるかもしれません。
これらのサービスでは、Gemini や Codex など、プログラミングを支援するAIも利用できます。
まずは一度、小さなプログラムや日常業務の自動化などで試してみると、「AIで何ができて、何が苦手なのか」を実感できると思います。
「使い方がよく分からない」「業務にどう活用すればいいのか分からない」という場合は、お気軽にご相談ください。笑
