シンプライド
Simple mind Simple idea Simple mechanism

Simplide - シンプライド

システムの構築から販売まで中小企業のための身近なITコンサルタントです。

2012年4月25日

外付けHDDが壊れた時の対処法

Filed under: 技術的な話 — admin @ 3:40 AM

ごく稀にPCが壊れますが、それより若干確率高めで外付けHDDも壊れます。

先日、外付けHDDが壊れて、データ復旧で半日以上潰しました。
実際には1テラ以上あるディスクのチェック処理の待ち時間があるので、3日くらいは各種機器を分解したままでした。(かなり機械臭が漂ってました。)

ちなみに外付けHDDはよく壊れるのですが、これで2台目です。
仕事のデータは2か所でバックアップしているので無事なのですが、音楽や写真などはバックアップがなく復旧作業をせざるを得ません。

で、この復旧作業がまた面倒くさいので、次回のために自分用にちょこっとメモしておきます。
(ていうか、HDDが壊れるとすぐにあきらめて放置するか、HDD復旧専門業者に超高いお金を払って依頼する人がいるので、「もったいないよ~。」ということを伝えたいなと思いました。)

***

(1)ファイルシステムの確認

まず、今回の外付けHDDがどのようなファイルシステムか確認します。
多くの外付けHDDはLINUXのファイルシステムになっていると思いますので、LINUXマシンがあればそれにつなぎます。
うちの場合、LINUXマシンは今は一台もないのでWindowsマシンにつなぎます。
(SATAのコネクタが2つしかないのでCD/DVDドライブのコネクタを外し接続します。)

※ 当然、ここでは外付けHDDをネジを外して分解するのですが、その時点でメーカーサポートは受けられなくなるので注意しましょう。

(2)USBでLINUXを起動

うちのようにLINUXマシンがない場合は、WindowsマシンにHDDをつなぐのですが、当然、WindowsからはLINUXのファイルシステムは覗けません。
論理ディスクマネージャーで見てもディスクやドライブは判別できますが、データは見れませんし、操作もほとんどできません。(フォーマットなら多分できます。笑)
———————–
余談ですが、論理ディスクマネージャーではもう一つ「ベーシックディスク」から「ダイナミックディスク」に変換する事ができます。当然、変換する必要は全くないのですが、もしも(自分のように!笑)手が滑って誤ってダイナミックディスクに変換してしまった場合でも、元に戻すためのDOSのアプリがあるので諦めないでください。笑
———————–
さて、話を元に戻すと、Windowsマシンしかない場合はLINUXをインストールしなければなりません。
使ってないドライブがあれば、そこにLINUXをインストールすれば良いのですが、全部何らかのデータが入っている場合は、退避させたり、パーティション操作アプリ(けっこう高価)で切り直さなければなりません。
が、今回しか使わないLINUXをWindowsマシンにインストールするのはイヤなのでUSBでブートさせます。

ここではUSBに様々なLINUXディストリビューションを自動的にインストールできる便利アプリが出てますのでそれを使います。
ディストリビューションは何でもよいのですが検索すると今回の場合はクノピックスが一番多いのでそれにします。
で、再起動後にBIOSでブートディスクをUSBに設定します。

(3)不良セクタの復旧

LINUXを立ち上げてマウントします。
ちなみに、LINUXのファイルシステムには「xfs」というものがあるのですが、xfsが入ってないディストリビューションの場合はインストールする必要があります。
んで、その後に、マウントします。

さて、これで外付けHDDの基盤部分等、ディスクに関係ない所が壊れているだけならこの時点で恐らくデータが見えているはずです。(多分)
が、そうでなければ、不良セクタを修正します。(xfsを直すコマンドがあるので探してね。)

修正して、ファイルが見れるようになったら成功です。
Windowsマシンに元から接続してあったHDDに、ファイルを退避させて完了です。(日本語ファイルは文字化けするので注意。)

以上、メモでした。

***

ここまで書きましたが、もしも「仕事」のデータがぶっとんだら専門業者に投げます。笑
音楽や写真などの個人データだから自分でやってます。

念のため、ウチはHDDの復旧作業は専門外です。
まあ、壊れてもいいならやりますけど。笑

2011年7月12日

オープンソースのカスタマイズ(Ushahidi)

Filed under: 技術的な話 — admin @ 1:22 AM

またしても、6月のブログを書き忘れました。。。

さて、最近、OSSのUshahidiを使ってサイトを構築したいという話がありました。

先日の震災でこういったサイトが立ち上がり、一躍注目を集めたものと思いきや、実は結構前から注目されていたようです。

http://www.sinsai.info/ushahidi/index.php/

相変わらず震災の心理的影響は自分的にはまだ残っており、夏の暑さや日本の政治、何を見ても末期的に思えて困ってます。笑

(この末期な日本で、後悔のないように生きていこう! と、最近やっと少し元気が出てきたのですが。)

 

さて、OSSと言えば、CMSが多いですが、自分が開業当時の2005年では、xoopsが流行っていて、正直、使い勝手が悪いながらもコストを削減したい、実験的にサイトを立ち上げたいというお客様限定でXOOPSを提案をしていた記憶があります。

 

とは言え、結局、こういったOSSを導入したところで全ての機能を完全に使いこなす事ができる人って少ないんです。

使い勝手の面もありますが、主な原因は多機能過ぎて(メニューが多すぎて)、何が何だか分からなくなってしまうのです。。。

実際のところ、本当に必要なのは一部の機能だけで、実装されている機能の10分の1くらいの機能で運用はできてしまいます。

それに気が付くまでは、あれこれ操作しまくって慣れないといけないのですが、慣れないうちに放り投げてしまうのです。

 

これは、システムを導入すると便利になるという思いだけが強く、システムに慣れるという面倒な作業を想定していない方に多いです。

つまり、使い勝手が悪いとか、それ以前の問題なのです。

システム(ソフト)を使いこなすのは、スポーツと同じで練習しないとダメなんですよね。

しかも機能が多いという事は、それだけ多くの練習を必要とするワケです。笑

 

でも、無料で多くの機能が付いてくると思ったら、やっぱり魅力的ですよね。

自分が逆の立場なら同じ考えになると思います。笑

 

そう言えば西暦2000年代前半、まだ自分がサラリーマン時代に、「プログラムの部品化が進んで、これから数年たてばプログラマーなんか不要になる」と毎日のように語っている先輩がいましたが、OSSを当たり前のようにwebサイトで流用しているここ数年の状況ってのは、ある意味で、その先輩の予測が当たったのかもしれません。

  

ところで、ウチはシステム屋ですから、そういったものをゼロから作る事を仕事としており、できることならOSSを使わない手段を提案したいと考えています。

先ほど、「コストを削減したい、実験的にサイトを立ち上げたいというお客様限定」と書いたのは、そういうことです。

 

とはいえ、OSSを使わずに、フルカスタマイズのシステムでも、本当にビジネスに有効な機能だけを実装すれば、コストも同じくらいで済むことは多々あります。

場合によっては安くなるケースもあります。

コストだけでなく、運用面で考えても結局のところ、トリッキーな使い方(OSSの本来の目的外の使い方)をしなくて良いし、メニューも必要なものだけが揃っていてわかりやすく、誰もが使いやすいので、長続きします。

また、後でプログラムをカスタマイズしたくなっても制約がないという点はOSSを利用する場合と比較すると圧倒的なメリットで、逆にOSSをカスタマイズしたいという場合は、通常のシステム構築の倍くらいの工数をみないといけませんし、しかもカスタマイズ自体の制約も非常に多いのです。

 

まあ、結局のところ、どっちが良いか?優れているか?は、お客様の状況次第で、まさにケースバイケースです。

コストを抑えたい場合、実験的に立ち上げたい場合には、OSSを利用した方が良いケースが多い、とだけ申しておきましょう。

 

でも、やっぱり、Webを生かすも殺すも、肝心なのはそれを実際に使うお客様です。

実際にウチが提供させて頂いたシステムで億単位の売上を上げているお客様もいれば、そうでないお客さまもいらっしゃいます。

振り返ってみると、その差は、システムを利用しているか、利用していないか、のような気もします。

 

売上が上がるからシステムを使う、上がらないから使わない、という鶏が先か卵が先かの話になりがちですが、この辺りは、本当に、0か1か、ってくらいの差で、きちんと利用されているお客様は、それなりの売り上げを上げているんですよね。。。

ただ、そもそもシステムがなくても売り上げは上がるというお客様は、ここには含まれていません。

WEBシステムがお客様の業務フローにきっちりと組みこまれているケースだけを見て、の感想です。

次ページへ »

2007 (c) Simplide Co.Ltd., All Right Reserved.